Massage
ぬくもりを感じて:マッサージ
HCPのマッサージは2種類
HCPでは、マッサージを2種類使い分けています。
後ほど詳しく説明いたしますが、
コミュニケーションマッサージ「SASURU」は
赤ちゃんや幼児・子どもたち、そしてペットに手から人の優しさを伝えます。「優しく触る・触れる」とはどういうことなのかを学び、習得します。
信頼関係を築きやすいので人もペットも怖がりさんの心を早く開きます。
全ての命とのファーストコンタクトにはぴったりなコミュニケーション方法です。
マッサージ「TUMAMU」は、優しく触る・触れるを習得した後に学びます。優しい手を理解した手であれば、皮膚をつまんでも優しく行えます。
- 現在、ペットアロマセラピスト養成講座の中にカリキュラムとして入っていますが、他の講座を受講された方は、別途、マッサージ「TUMAMU」のセミナーにてご受講いただけます。
※受講案内は「お知らせ」にてご案内いたします。
マッサージⅠ
コミュニケーションマッサージ「さする」
人間のための回復整体をベースに、ペットのためにも開発された「SASURU」はもともと整体技術でした。
HCPでは、整体師育成のカリキュラムではないため、コミュニケーションマッサージ「SASURU」として発案者の使用許可をいただきました。
受講者は一見簡単そうに思うのですが、実はシンプルこそ一番難しいという事例が「SASURU」です。これまでにもマッサージを習ってきた方は「一番難しい」と言います。
何故か?
行動や手順はいたってシンプルですから講座中に覚えられない方はいません。
でも「手」の使い方・優しく触れることの「意識」に関しては難しいです。
いかに愛するパートナーが安心してくれる「手」にできるか、脳が快になる「手」になれるか、それを無意識でできるようになると、
どんなにぐずっている子でも
どんなに手から逃れようとしているペットでも
落ちます。
寄ってきます。
それほどまでに「優しさ」は心を開き、信頼関係を生みます。
コミュニケーションに悩んでいる方におすすめです。
全ての命に使用できます。
またペットの場合、ファーストコンタクトにはぴったりなコミュニケーション方法ですから、
初めて家に来た日から、
新人スタッフや保護団体のボランティアさんに
ペットとコミュニケーションをとってもらうにはぴったりの触り方です。
動物福祉にもつながります。
回復整体総合学院 創設者の小森秀信・やよいご夫妻が開発された「SASURU」
マッサージⅡ 「TUMAMU」
もう1つのマッサージは「TUMAMU」(つまむ)。
体の骨と肉の間に隙間を作るようなイメージで優しく痛くないようにつまみます。
こちらは指の力加減が重要になってきます。
痛いと感じたらマッサージをする人に対しての信頼が下がっていきます。だからこそ相手を思う優しさがさらに必要になります。
人もペットも「引っ張りやすい場所」と「引っ張りにくい場所」があり、
最初はうまくつまめなくても徐々に慣れていき、どちらも同じようにできることで体のバランスを整え、流れの滞りをなくしていきます。
ペットは、特に犬は年齢と共に腰のあたりが硬くなり、皮膚が動かなくなることもあります。最初はうまくつまめませんがだんだんつまめるようになると「楽になった〜」という表情をします。
快適な力加減は、ペットによって違いますので、その個体に対して快適なつまみ具合を見つけていきます。
犬・猫・うさぎ・フェレット・モルモット・さるなど、マッサージできる個体が限られてきます。残念なから小さすぎるペット、体の表面が固い、羽のあるペットには向いていません。
指導:整膚スクールの柴山郁子氏
自分のために
どちらのマッサージも、自分にマッサージしてみてください。
心地よくなり、自分を大切にするってこういうことなのかなと感じます。
もしかしたら、見て真似ようとする犬や猫が「お礼」として、前肢でぷにぷにと押しながらマッサージのお返しをしてくれるかもしれません。
また、子ども達も自分が心地よかったから、「お返し」と言ってマッサージをしてくれるかもしれません。その時は、手の加減がまだ未熟なので少々痛さを感じるかもしれませんが…
マッサージの仕方を優しく教えてあげてくださいね。
子ども達も愛する人(パパママおじいちゃんおばあちゃん他)を心地よくしたいと思っていますから、その芽を育てるには良いタイミングです。